内的SEOと外的SEO
SEO対策を大別すると、サイト構成の仕様や内容から対策する(内的SEO)と、他サイトからのリンクで対策する(外的SEO)に分類されます。
他の呼び方としては、(内的要因/外的要因)(内部対策/外部対策)(ページ内要因/ページ外要因)(サイト内対策/サイト外対策)とかで呼ばれているようですが、ここでは、内的SEO/外的SEOとして記載します。
内的SEO
妥当な(X)HTMLの作成
htmlのコーディングをw3cの規格に準拠するように作成をすることで、検索エンジンの巡回ロボットがページをクロールしやすくなります。適切にマークアップされたhtml文書は、キーワードが検索エンジンで検索した場合に結果として上位に現れやすくなります。
※ブロビズでは、サイトのデザイン情報をCSS(Cascading Style Sheet)ファイルに記述し、htmlファイルを簡素化しています。しかも基本的なタグについても事前にCSSファイルに埋め込み済みですので、お客様は、あまりサイトのデザインを意識しなくても統一感のあるデザインで作成することができます。
metaタグの利用
metaタグとはhtmlのhead部分に付加される要素であり、ホームページの画面には表示されません。検索エンジンの巡回ロボットはmetaタグに記されたページ内の概要やキーワードを参考に検索結果に反映させる傾向があり、サイトに合った適切なキーワードを記述することで検索エンジンの利用者にとってわかりやすいものになります。
※近年metaタグは重要視されていません。
ページ構成
サイトのページ構成を人間にとってわかりやすくすることは、検索エンジンの巡回ロボットにとってもわかりやすいものになり、サイトの全体をクロールされる可能性が高まります。サイトマップの作成や、パンくずリストの設置、サイト階層の低階層化などを実施することでページの構成がわかりやすいものになります。
※パンくずリストは、microdata または RDFa でのマークアップをGoogleは推奨しています。
コンテンツの充実
検索エンジンを利用するユーザが求める情報の充実をすることは、ユーザに利便性をもたらすことになり、優秀なコンテンツの作成をすることと同義です。有益で優秀なコンテンツであれば検索エンジンの結果において自然に上位表示されるため、よりよいコンテンツを充実させることはSEOの確実な方法です。
※更新されないサイトより更新され続けているサイトがSEO的に良いとされています。
外的SEO
外部リンク数を増加
外部リンク(被リンクやバックリンクともいいます)数が多いサイトは検索エンジンの検索結果で上位表示がされやすい傾向があります。これは、リンクがそのページに対する支持評価とみなされ、外部から多数のリンクがあるページは良質なコンテンツであるということから判断されているからです。
外部のサイトよりリンクがされるような良質のコンテンツを作成することが必要ですが、意味のないサイトからのリンクや重要度の低いリンクは逆効果となります。従って重要度の低い100件のリンクより10件の良質なサイトからのリンクこそが重要とされています。
※どこに登録されるか分からない、無料で・・・、格安で・・・、「xxxx件登録します。」のサイトは、絶対に利用してないで下さい。被リンクとしてペナルティになる場合があります。
IPアドレスの分散
IPアドレスを取得
一般的な企業や店舗のビジネスブログ運営では、共有サーバーで運営しても問題ありません。しかし、共有サーバーですとIPアドレスも共有されます。IPアドレスとは、[191.50.42.47]とかで表現される4つの数字です。SEOにおいては、Cクラス分散(*1)との考え方があり、特にグーグル(Google)では、上記の外的SEOにおいて重複IPアドレスを被リンクとしてカウントしないと明言しております。従いまして、同じホスティング会社に委託した複数のドメイン運営においては、それぞれに被リンクを作成しても意味がありません。
また、サブドメインを量産して、被リンクを発生させても無意味です。
(*1):Cクラス(またはクラスC)分散とは、[191.50.42.47]の42を分散することです。